新たな要素をプラスした“限界突破一騎当千”。

私の身体が欲している…!無双の…一騎当千の爽快感を!──『真・三國無双6 猛将伝』始めました!
※前サイトの2012.12.24のプレイ日記を移行・修正した記事になります。
この時期に無双を遊び始めることに「あれ、なんかデジャヴな気がする」と感じた方も読者さんの中にいるかもしれませんが、それもそのはず、丁度昨年の今頃の時期から本作の本編にあたる『真・三國無双6』のプレイ日記を書き始めていたんですよね。で、今回も例によって“定期的に無双が遊びたくなる症候群”を発症してしまい、『真・三國無双6 猛将伝』の着手へと至った次第です。
無双シリーズってたまにガッツリ遊びたくなるんですよね。手軽に味わえる爽快感と頭の中空っぽにして遊べる感じがとてもいい!新作が出る度にマンネリや一本調子とも言われますが、それでも一度ハマってしまうと懲りずにまた遊びたくなる魅力もありますし、シリーズ代々続く“タクティカルアクション”にマンネリを感じるか、それとも積み重ねた安定感を感じるかは捉え方次第ですが、比較的ライトユーザー層にも好まれやすいシンプルなゲームシステムと簡単操作で派手で爽快な戦闘を行えるのはやはり強みです。
しかし、ある一定までは楽しく遊べる反面、峠を越えると途端にプレイが作業化してつまらなくなるのも無双シリーズの特徴です。一通り遊ぶだけなら最高に楽しく遊べていけるものの、それ以上は中だるみを感じたりしていまいち盛り上がらなくなるんですよね。そうならないようにプレイに色々とメリハリを付けるなど工夫して遊んでいきたいところですが、果たしてどうでしょうか。
というわけでここ最近足りなくなってきた無双成分を補給すべく『真・三國無双6 猛将伝』開始です。本作『真・三國無双6 猛将伝』は『真・三國無双6』の拡張ディスクにあたる作品で、要するにパワーアップキットです。より深く遊べるようになった各種やり込み要素や無印には無かった新たなモードの搭載、そして新キャラクターも追加されています。これ単体でも楽しめますが、無印と組み合わせる(MIXJOY)ことで猛将伝の要素を追加した“完全な本編”を遊ぶことが可能になります。
無印のセーブデータを引き継げばこれまでの武将の成長や獲得した武器や支援獣、所持金などをそのままにプレイを開始できます。拡張ディスクだけあって基本的な部分は『真・三國無双6』と同様になっていますが、新たに追加された要素や変更点などもあるので、今回のプレイ日記では私の感想だけでなく、その辺に関することも併せて紹介していきながらお話していきたいと思います。
まず本作において最大の見どころとなっているのは新キャラクターの追加です。これは何よりも見逃せない部分です。そのキャラクターというのが揺るぎなき士の魂“龐徳”、復讐に咲く妖花“王異”、享楽の才子“郭嘉”の3人。いずれも所属は魏。
龐徳は『真・三國無双4』以来の登場となるので実質的には新プレイアブルキャラクターというよりもリバイバルというべきか。CVは前と同じく『森田成一』氏が担当、得意武器は“双鉞”。レーメーおかえり!超おかえり!復活してくれて嬉しい限り!
王異は『三国志』正史で唯一戦闘行為に参加した記録がある女傑として知られていますね。まさかプレイアブル化されるとは。本作では魏の参謀として活躍しつつも一族の仇である馬超へ復讐する機会を窺っているという設定。台詞の言い回しもちょっと怖い。CVは『桑島法子』さんが担当、得意武器は本作から追加された“筆架叉”。才色兼備で冷静沈着、まさにカッコいい女性武将の代表。
郭嘉に関しては予てから参戦を待ち望んでいたファンも多かったのではないでしょうか。それだけ高い人気を誇っている武将です。また、郭嘉は週刊ファミ通で実施された「『真・三國無双』シリーズに参戦してほしい武将アンケート」では1位に選ばれています。本作では曹操に仕える天才軍師ながら飄々とした性格をしており、ハンサムな風貌に酒好き女好きなプレイボーイとして描かれている。史実と同じく病で夭折してしまうので随所の台詞でそれを示唆するようなものも多く、どこか寂しげな雰囲気も持ち合わせている。CVは『三宅淳一』氏が担当、得意武器は本作から追加された“打球棍”。郭嘉には猛将伝からじゃなくて無印から出てほしかったなぁ。
以上の3人を新たに“無双武将”に加えたことにより、それぞれに対応したシネマティックなストーリーが猛将伝で用意されている。さて、追加されたのは新キャラクターに限った話ではありません。もちろん他にも色々な新要素が盛り込まれています。
『真・三國無双6 猛将伝』では無印のストーリーモード/クロニクルモードに代わって“レジェンドモード”が搭載されており、これが本作の中核となるゲームモードとなっています。内容はストーリーモードとクロニクルモードを混合させたような感じです。レジェンドモードではプレイヤーの活動拠点となる“居城”を発展させるため、用意された様々なシナリオをクリアしていくことになる。




居城ではまず始めにプレイヤーの補佐役として“副官”を無双武将の中から1人を選択する必要がある(後から変更可能)。居城には雰囲気というのがあり、選択した副官によって“自由”になるか“秩序”になるかの傾向が大なり小なり変わってくる。雰囲気が自由の場合は各種購入費用が割引されたり、秩序の場合は次の戦闘での能力値が上昇するという効果がある。
副官を変更せずにある程度シナリオをクリアすると雰囲気が“親愛”になり、その際は“素敵な台詞”と共に各種兵法書が貰えます。それと副官にしている武将はシナリオクリア毎に各能力値が強化されます。加えて難易度が高ければ高いほど上昇値も大きい。
居城の設備も発展に応じて良くなっていきます。ゲーム開始時はまだ何もない状態ですがシナリオを進めていけば変化していく。武器屋や鍛冶屋を始めとして、居城が発展していくと学問所や交易商も利用可能になったり居城の見た目も華やかになります。学問所では兵法書を購入することによって武将の能力値を強化することができるので無印よりもかなり育成しやすくなっています。
能力値の上限も変更されており、全武将一律で体力は1000、攻撃力と防御力は1400まで上げられるようになっている。し・か・も!武器の適性に影響する「力」「素早さ」も強化できるようになったので、どの武将でも全ての武器を天禀状態にできます!天禀印を装備しなくても全武将が同じように武器を扱えるようになった反面、武将の個性は更に薄れてしまった感はありますが、その点は武将固有の無双乱舞やEX攻撃、後述する将軍位によって差別化が図られているので完全に画一化されたわけではない。
それから、交易商を利用すればステージクリア毎に指定した地方の交易品を獲得してそれを換金してお金稼ぎができます。居城の雰囲気が自由の場合や将軍位の“軍師”に就任していると交易品の獲得率もアップ!このおかげで割と簡単にお金が貯まります。
レジェンドモードで用意されているシナリオは具体的に“英傑伝シナリオ”と“レジェンドシナリオ”の二種類に分かれており、英傑伝は猛将伝から追加された龐徳・王異・郭嘉及びストーリーモードで使用できなかった武将にスポットを当てられていて、ストーリーモードでは描ききれなかった武将の活躍やお話の補完も兼ねた内容となっている。要するに外伝シナリオです。
レジェンドは過去の『真・三國無双』シリーズの戦場をリメイクしたものなので懐かしさを感じるファンもいるかもしれない。ステージ構成は基本的にそのままですが、一部シナリオでは台詞が新たに追加されていたり変更されていたりもします。ただし、残念なことにイベントシーンなどは全てカットされていてその場面は通常会話でのやり取りのみになっている。
それに加えてレジェンドモードはBGMを変更できないので、BGMを過去のものと同じにして雰囲気を出せないのも痛い。現行の無双のシステムで過去作の戦場を遊べるのは嬉しいけど、前述の部分も考慮するとやはり“手抜き”を感じずにいられない。
解説だけじゃ息が詰まるのでここら辺で話をガラっと変えて普通のプレイ感想も少し。あくまでもこれは“プレイ日記”ですからね(笑) 無印ではあまり使ったことのなかった馬岱を本作では積極的に使って遊んでいますが、気づくと馬岱が益々好きになってました。陽気な性格だけど実は苦労人ってところも素敵だし、英傑伝では蜀を支える一人として何かと活躍する場面が多いので目立ちます。得意武器の妖筆がトリッキーな攻撃且つエフェクトがカッコいいので使っていてなかなか楽しいのも魅力。ただ攻撃力が低いのが難点。



馬岱のEX攻撃を出せてこそ妖筆は真価を発揮する武器だと思うので馬岱以外だといまいち使い勝手が悪いんですよね。EX攻撃以外に目ぼしい広範囲攻撃が無いのでそこも欠点。画鬼を描きつつ起爆させていく戦い方は好きなんだけどなー。ぶっちゃけ他にいくらでも使いやすい武器はあるのですが、せっかく馬岱を使っているのに妖筆を使わないのは勿体無い気がして。
馬岱繋がりでお話をもう一つ、例の「五丈原撤退戦」ではお馴染みの“あの台詞”も聞ける。こちらは本来の意味とは全く逆の使われ方。敵本陣に突撃した魏延を救うべく馬岱が救出に向かうのですが、司馬師が魏延に対してお前を助ける者はいないと言ったところにコレ。というかコーエーはどうしてもこの台詞を入れたくてしょうがないみたいですね。ストーリーモードでも言ってましたし…
でもこういった無双の独自解釈は面白いですね。原作通りにいかないと絶対にイヤ!って方からすると台無しに思うかもしれませんが。因みにもちろん馬岱以外にも私の大好きな大喬や姜維を始め、他にも曹丕に郭嘉に趙雲に周泰や夏侯覇なんかもよく使っていますよー。
あっ、そういえば筆架叉と打球棍以外にも新武器系統として“朴刀” “龍槍” “偃月刀” “双矛”が追加されているのを言い忘れてました。これにより夏侯惇が朴刀、趙雲が龍槍、関羽が偃月刀、張飛が双矛へと得意武器が変更に。これでモーション被りが少し減ったよ!
とりあえずサクっとレジェンドモードの全シナリオをクリアしましたが、総合的にはストーリーモードの延長といった印象。出番の無かった武将たちが英傑伝で救済されたのは嬉しいです。対してレジェンドの方は先に書いた通り手抜き感があって微妙かな。欲を言えばもう少しシナリオを増やしてほしかったかなぁ。if展開でも構わないのでもっと武将の活躍が見たかったです。新規収録されたカットシーンに関しては無印と同じく全体的にクオリティが高くて見入ります。まさにシネマティック!









私の大好きな大喬も猛将伝では活躍の場が用意されていて嬉しい限り。個人的にはこれだけでもう満足しています。「西賽山の戦い」でその健気さと可愛さを遺憾無く発揮して、「祈祷所防衛戦」では姉妹の絆に少し涙腺を刺激されました。シリーズを重ねる度にお淑やかになってきていますが、今となっては「大喬でぇーす!」なんて言っていた頃が懐かしいですね。まだキャラクター設定が定まっていなかったので現在の大喬の性格からは考えられない発言ですけどアレはアレで結構好きでした。
他の武将では前述している馬岱の「五丈原撤退戦」、それと丁奉の「東興防衛戦」や夏侯覇の「洮陽の戦い」も特に印象に残ってます。一方、三国&晋の武将と違って他勢力の武将が活躍するシナリオではカットシーンが一つも用意されていない不遇っぷり…残念。
やり込み要素も猛将伝では宝具を遥かに凌ぐ強さを誇る“秘蔵武器”が新たに追加されさらにパワーアップ!具体的にどれくらい強いのかというと宝具よりも倍以上の攻撃力で属性lvも高め、スロットも4or5枠となっている。秘蔵武器は基本的にレジェンドモードの各シナリオごとに設定されていて難易度:修羅以上で一定の条件を達成すれば獲得可能です。無印では一番下の難易度で遊んでも宝具を含めた全ての武器を集められたため高難易度で遊ぶ意味が無かっただけにこれは嬉しい!
そもそも無印はやり込みのハードルが低めで苦労することなく楽しめたので従来の無双ファンからすると少し味気無かったですからね。そして、これまでにチラっとお話にもでてきましたが武将に様々な特殊効果を付加させる“将軍位”も新たな要素として登場している。

特殊効果には攻撃力増加や防御力増加、敵の体力を吸収したり交易品の獲得率が増加したりするものなど様々。効果は全て重複。
将軍位は全員一律八階級まで存在し、レジェンドモードの各シナリオで特定の条件を満たすことによって就任していける。例えば条件として『難易度:天国以上且つシナリオ難易度★★☆☆☆以上で体力30%以上を維持し3武将撃破する』などがある。階級が上がるにつれ条件も難しくなっていくので一筋縄ではいきませんが、達成できればそれに見合った特殊効果を得られます。
最高位である第八階級まで到達すると通常衣装に兜やマントを追加した“上公衣”と呼ばれる特別な衣装を獲得できます。なお、第六階級以上の将軍位に就任するには一度レジェンドモードのエンディングに到達している必要があるので注意。
一応、難易度:修羅で獲得できる秘蔵武器は全て獲得して現在は更に上の難易度:究極で獲得できる秘蔵武器の獲得を目指して奮闘中。「究極」は猛将伝から追加された新しい難易度なのですが、これが「修羅」とは比べ物にならないほどの凶悪難易度でして、あっという間に体力ゲージが真っ黒になった時は戦慄しましたよ…