最近、無双しか遊んでなくて…私は…私はアア!!

『真・三國無双6』だけじゃお腹いっぱいにはならんよ!ということで『戦国無双3 Z』も始めました!
※前サイトの2012.02.07のプレイ日記を移行・修正した記事になります。
『戦国無双』シリーズはKTゲームス(コーエー)が日本の戦国時代の戦いとそれを彩る武将に焦点を当てたアクションゲームで、同社が幅広く展開している“無双シリーズ”と総称される作品の一つとしても数えられている。本シリーズは『真・三國無双』シリーズのシステムを継承しているためそのスピンオフ作品として思われがちですが、非常によく似たゲーム性ではあるものの随所で『真・三國無双』シリーズとの差別化が図られているので全く同じというわけではない。
今作で『戦国無双』もナンバリングタイトルとしては第三作目となっており、今回は「絆」をテーマに戦国時代が描かれています。…実はこのゲーム、『真・三國無双6』と同時期に始めたので一ヶ月ほど前から遊んでたりします。年末年始に息抜きも兼ねて遊んだのですが見事のハマってしまい、ここ最近はずっとこの二作品しか遊んでないです。
さて、今を生きている私たちの時代から500年ほど前の時代の日本、世はまさに戦国時代でした。現代へと変遷していく日本の歴史の中でも私達日本人にとってはこの“戦国時代”というのは馴染みの深い時代だと思われます。恐らく日本人の誰しもが中学生や高校生の時に歴史の授業で習う事柄なのでイヤでも少しは覚えているはずです。
この『戦国無双』は歴史に基づいたゲームなので“戦国時代”がどういう流れで移り変わっていくのか、どういう人物が出てくるのか、これらについて少しでも知っているとこのゲームをより一層楽しめること間違いなしです。そしてゲームという媒体を通して“戦国時代”の出来事を楽しく覚えられるのである種のちょっとした勉強にもなります。しかし、史実をモチーフとしながらもゲームとして魅せるためアレンジされている部分も多々あるため鵜呑みにするのは危ないですよ。
また、武将によっては丸々架空のお話で構成されているのもあるのでそこはいつもの無双風アレンジということで楽しみましょう。あくまでこのゲームは私曰く、歴史ゲームというよりも“ロマンティック戦国アクションゲーム”の色の方が強いです。
このプレイ日記では2011年2月10日にPS3で発売された『戦国無双3 Z』についていつも通りプレイ感想も交えながら、『戦国無双3 猛将伝』及び『戦国無双3 Z』で追加された要素や変わった部分などについて紹介して、本作を知らない人のためにも「戦国無双3はどういったゲームなのか」という解説も併せつつ迫っていく。因みに私はWii版『戦国無双3』は既にプレイ済みですが『戦国無双3 猛将伝』の方の内容は今回初めて触れる。
タイトルに書いてある通り『戦国無双3 Z』は『戦国無双3』と『戦国無双3 猛将伝』がワンパッケージに纏まった作品です。二つの作品が一つになっているのでボリュームの面では申し分ないほどたくさんの要素が詰まっている。HD画質に対応してグラフィックが向上しており、秒間60フレーム描画にも対応してWii版よりも滑らかに動作するようになりました。(*Wii版『戦国無双3』では雑魚の出現数を多めにキープするためその代償として30fpsに制限したみたいです)。
というわけでまずは『戦国無双3 Z』(猛将伝)で追加された要素について以下に羅列していきます。
●『戦国無双3 Z』(猛将伝)で追加された新要素&変更点
・ガラシャがPCキャラとして復活、福島正則&綾御前がPCキャラへ昇格+3人の無双演武追加
『戦国無双2 猛将伝』からガラシャが復活、無印では特殊NPC扱いだった福島正則&綾御前が正式に無双武将になりました。これによってシリーズ最多の40人が無双武将として使用可能になっています。因みに前作に登場していた宮本武蔵、佐々木小次郎、前々作に登場していた石川五右衛門は未参戦のままです。
・無印で模擬演武専用だった武将全てに無双演武が追加
新たに阿国、濃姫、森蘭丸、今川義元、風魔小太郎、前田利家、柴田勝家の無双演武が追加されました。これで登場している全ての無双武将で無双演武が遊べるようになりました。
・ゲームモードに創史演武モードを追加
人生目標を選択しそれを達成するため好きな無双武将を操作してショートシナリオを連続してクリアしていくモード。武将の能力値などは無双演武や模擬演武などとは独立したデータとなっていて新しく始める度に階級や装備はリセットされます。創史演武で手に入れた素材や武具は通常のモードでも使用可能。因みにこのモードでしか入手できないレア防具や鞍も存在する。
・ゲームモードに腕試しモードを追加
特殊なルールに則って戦い、撃破数やクリアタイムなどの記録にチャレンジするモード。『剣豪』『踏破』『飛沫』の3種類のモードで全国の猛者たちとその記録を競い合います(オンラインランキング対応)。
・ゲームの難易度に「天国」と「修羅」を追加
「やさしい」よりも更にやさしくなった「天国」と「地獄」よりも更に難しくなった「修羅」が新たな難易度として追加。「天国」では敵も弱くなるが味方武将も弱くなるため一部ステージでは味方の敗走率が上がってしまう場合もあり。
・第2レア武器及び第3レア防具を追加
特定の条件を満たして入手可能な武器や防具に新たなものが追加されました。基本的には第2レア武器は第1レア武器と同じようなものですが、強化残りの数が追加されたため技能強化・変更が可能に。第3レア防具も第2レア武器と同様に強化残りの数が追加されているため技能強化・変更が可能になっている。
・武家屋敷に武将鑑賞モードが追加
その名の通りキャラクターのモデルや音声、プロフィールなどが鑑賞できるモードです。鑑賞武将の追加は一人50万石で購入できます。
・トロフィーに対応(Zのみ)
PS3独自に設けられたやり込み要素であるトロフィーが実装されています。これで更に人によってはやり込みの度合いが高くなり、作業地獄…もとい、長く遊べるようになりました。
・村雨城モードが削除(Zのみ)
任天堂のゲーム『謎の村雨城』とのコラボモードだったため対応機種の違うPS3版では削除されました。Wii版『戦国無双3 猛将伝』では搭載されています。このモードの有無がWii版とPS3版の大きな違いとなっています。
・戦国史モードが初めから搭載(Zのみ)
Wii版では追加コンテンツ(有料)扱いだった戦国史モードが『戦国無双3 Z』では最初から遊べます。
・その他
馬の場所を示すアイコンがマップに表示されるようになった。
新たに加わった新素材を用いることによって武器の技能の書き換えが可能になった。
携帯道具のアイテムを好きなように入れ替えることが可能になった。…etc.
『戦国無双3 Z』の観点から見ると村雨城モードの削除のみがマイナスポイントとなっているか。でも一つのディスクに収録されているのでWii版のようにMIXJOYする必要もないのでその点はPS3版の方が手間がなくて楽かな。いずれにせよPS3を持っている方なら『戦国無双3 Z』でプレイするのをオススメしますよー。
さぁ前置きはこれぐらいにして(前置きながっ!)本題の実際にゲームを遊んでみての感想などを。今回のプレイ日記ではそもそもの『戦国無双3』のゲーム性などに関して連々書いていきますぞ。内容としてはファーストインプレッションになりますが既に全武将40人の無双演武をクリア済みだったりします。プレイ時間も現に60時間を超えているので今更からプレイ日記を書いていくのも私としてはちょっと変な感じもしますけどね…
この記事の最初の方でも書いている通り、今作では「絆」をテーマに戦国時代が描かれています。謙信・信玄・氏康の関東の覇権争いを描いた“関東三国志”、天下人である信長・秀吉・家康に焦点を当てた“戦国の三傑”、戦国時代終盤の三成・清正らの対立などを描いた“関ヶ原の若武者”から主に物語は構成されています。
私の勝手なイメージですが『戦国無双』は“暗い”『戦国無双2』は“切ない”『戦国無双3』は“儚い”をテーマにした雰囲気に感じます。まぁ一部の武将では明らかにネタだろ…と思えるようなものも存在しますが。
基本的な流れなどは従来の『戦国無双』シリーズを踏襲している作りになっており、無双演武ではキャラ選択→ステージ選択→難易度選択→インタールード→準備画面→戦闘という流れになっています。今作でも従来と同様に戦闘中にはミッションが発生する。しかし、この要素がこれまで以上に自由性を制限してしまっている気も。



ミッションは予め戦闘していくルートが決められた親切設計になっており、その通りに進んで行かないと先に進めない仕組み。戦をどのように進めていくか、また自分がどのように行動しそれがどのように味方に影響するかなどの戦略性が従来より失われている。ある程度ルートを制限させることによりそのステージをより演出的に結びつける作用はあると思いますが、結果的にはそのせいで“無双”の持ち味を薄くさせてしまっている感はあります。
あと、○分以内に倒せだの200人撃破してから倒せだの「撃破効果」という要素が新たに加わり、これを達成することで戦況が有利に傾いたり、武器・防具や素材などといったアイテムが手に入る場合もあります。
他にも前作のような技能システムは廃止されましたが武器や防具(鎧・籠手・足袋)に技能が付加されるようになりました。更に新しい要素として携帯道具が登場し、これを使って戦闘を有利に進めることが可能です。
難易度は他の無双シリーズとは違ってやや高め、というよりも味方の敗走率が洒落にならないほど高い。最低難易度の天国では敵を倒しやすくこそなるものの味方もかなり弱めになるので最初は無難に普通で遊ぶのがベストか。
無双と言えば気になるのが“敵のワラワラ感”ですが『戦国無双3』では同時期の他の無双ゲーと比べると控えめです。『戦国無双2』→『戦国無双3』で格段に敵のワラワラ感は感じられるようになりましたけど、『戦国無双3』→『戦国無双3 Z』になったからといって特にワラワラ感が増したわけでもない。あと戦場の見通しがよくなった(遠くまでキッチリ描画されるようになった)ので余計に感じにくくなったのかも。どっちにしても“敵をバッサバッサ倒して得る爽快感”という面では『真・三國無双6』や『無双OROCHI Z』などには劣る。ステルスや処理落ちは残念ながら『戦国無双3 Z』でもあります。ステルスは随所で、処理落ちは敵味方混戦時などで。



戦闘システムには従来の無双アクションに新たに「練技ゲージ」の概念が取り入れられ、それを消費することで攻撃動作をキャンセルして更に攻撃を加えられる「影技」を発動したり、練技ゲージが限界まで溜まっている状態で無双奥義を発動すると最後に「無双奥義・皆伝」という強力な必殺技が発動します。
この影技や無双奥義・皆伝の登場は弱キャラと呼ばれていた武将への救済処置的な役割も担っており、孫市などの普通ではやや使い勝手が悪いような武将でも影技を組み込めばかなり使い勝手の良い武将へ変貌を遂げます。もちろん、普通に戦っても十分強い武将が影技などを組み込むと更に強くなります
ゲームシーンのグラフィックはSDからの移植にしては健闘している方ではないでしょうか。かなり鮮やかになってアンチエイリアスも効いていて光源処理もなかなかで『無双OROCHI Z』よりも良い仕上がりのように思える。攻撃の際のエフェクトなどもWii版と比べると派手になっているような気がします。ムービーシーンはWii版のものをそのまま流用しているのかどうか知らないけど画質はあまり変わってない(?)

なんていうか実際に見てみると被写体ぶれがめっちゃ発生してるけど、Wii版でもこんな感じだったかなぁ?
ただ単に私の目が肥えているからという理由でそう感じたのかもしれませんけど。でもぶっちゃけ言ってしまうとムービーの質感や演出技法は『戦国無双3』よりも『戦国無双2』の方が好きかな。色々と他にも武将別に無双演武の感想なんかも語っていきたいところですが、さすがにそれは長くなりそうなので止めておきます。
とりあえず無双演武は40人分全て一通りクリアしたのでお次は創史演武を遊んでいきます。効率重視なら先に創史演武でレア防具や松風鞍などを獲得してその後に無双演武やっていくのが順番としては良かったかな。まぁそれほど急いでいるわけでもないのでゆっくり進めていきますよー。